1. 老年症候群では,高齢期において生活機能の低下がみられる。
2. 高齢者では,身体的な衰えや機能障害,慢性疾患の罹患,家族との死別などにより抑うつが高頻度にみられる。
3. 高齢者では,エネルギーの消費が多くなるため,食欲が増す。
4. 高齢者では,若年者に比べて体内水分貯蔵量が少なく,口渇も感じにくいため,脱水のリスクが高い。
5. 内耳から大脳に異常があるために生じる難聴を,伝音性難聴という
1. 栄養素の摂取不足によって,メタボリックシンドロームが引き起こされる。
2. 摂食・嚥下機能に合わない食事形態での食事の提供は,誤嚥や窒息を招くことがある。
3. 介護保険の短期入所療養介護では,栄養マネジメント加算が算定できる。
4. 経口維持加算は,現に経管により食事を摂取している者も対象となる。
5. 介護保険の施設サービスにおける栄養マネジメント加算は,管理栄養士が継続的に入所者ごとに栄養管理をした場合に算定できる。
1. 加齢黄斑変性では,進行すると視力が失われる恐れがある。
2. 高齢者のめまいは,内耳の障害のほか,血圧のコントロール不良,脳腫瘍などが原因となることがある。
3. 高齢者の難聴では,感音性難聴が多い。
4. 心房細動では,心内で形成された血栓による脳梗塞は発症しない。
5. 服用する薬剤数が多くても,副作用のリスクは増大しない。
1. 慢性心不全に用いられるジギタリス製剤や認知症治療薬は,食欲不振の原因になることがある。
2. 高齢者は,口渇の訴えが多いので,水分の過剰摂取に注意する。
3. 嚥下障害の有無を把握するには,食事の所要時間,むせや誤嚥の有無,姿勢等を観察する。
4. 経口維持加算は,多職種による食事の観察や会議を行い,経口維持計画を作成し,管理栄養士等により栄養管理を行った場合に算定する。
5. 高齢者では,ADLの低下よりも,小腸における消化や吸収機能の低下が著しい。
1. 老年症候群に対しては,できる限り安静や臥床が必要である。
2. せん妄は,原因や誘因を取り除いても消失しない。
3. 体重減少,疲れやすい,身体活動レベルの低下,握力低下,歩行速度低下の5つの要素のうち,3つ以上あればフレイル (虚弱) と定義される。
4. サルコペニア (加齢性筋肉減少症) は,運動器全体の機能低下をきたすことがある。
5. 加齢により,最近の出来事に対する記憶が低下していくことが多い。
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